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***最近の作品に思うこと***
アカデミー出版から、新しい作品が『超訳』として出版されてますね。超訳とは、原文そのままに訳したものでなく、出版側で意図的に一部を編集したものを言うらしいですが・・・・。比較して読んだわけじゃないのでどうなのかはわかりません。クーンツ作品の代表的な訳者の方は、残念がっておられますね。
そういえばあとがきで『パラサイト・イブ』の作者も出てましたね。クーンツの熱烈なファンだとか。
最近の作品で思うことは頻繁にクーンツが使う「例え」の数々がちょっとしつこいかな?と。実際にあるスピルバーグの映画やSF小説のタイトルなどがよく引き合いに出されます。『笑い』の一部なんでしょうが、そのものを知らないとわからないだろうし(笑)あまり羅列すると食傷ぎみ(笑)(99/10/2)
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***映画の話***
「トワイライトの追撃」は映画化されています。タイトルは「エニグマ」だったかな(うろ覚え・のちにスティグマと判明)独断で言えばオススメできません(涙)ストーリーが無茶苦茶(汗)しかも結末が(滝汗)お金と、いいカントクと、いい俳優を使えば一大エンターテイメント映画になったのにと思うと残念です。しつこくしつこく教団が追いかけてくるあたり、キャメロンなんかが撮ったら(笑)
タイトルを間違って書いていた(ごめんなさいっ)「アイスバウンド」は是非映画化して欲しい作品ですね。行き詰まる緊迫感が何とも言えません。宇宙人も怪物も悪魔も科学の申し子も出てこない、クーンツとしては新しいタイプのサスペンス小説と歓迎しているんですが。
こんなにアメリカでは超売れっ子の作家なのに、映画化があんまりされてない(しかもいい作品がない)のがとっても惜しいです。よく比較されるスティーブン・キングのは結構出てるのにねえ。キングはX-FILEのシーズン5にだって脚本参加してるのに。
他に、クーンツ作品で映画化されているものを御存じの方は是非、情報をお寄せ下さい。日本で公開されていたら、タイトルもお書き添え下さいね♪
(99/10/2)
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***定番?***
そーらがクーンツの小説が大好きなのには、いくつか理由がありますが。一番大きな要素はあのノンストップの語り口でしょうか。寝る前に少しだけ読もうなどとうっかり開いてはいけません。そのまま読み込んでしまいます(笑)
そして、大抵がハッピーエンドで終わること。ワクワクして、ちょっと恐くなって、一気にひっくり返る展開に驚いて、最後は「ああ、面白かった。」とページを閉じられることです。まさに、途中にダブルロールやスクリューが入って、おまけにバンジーな気分もちょっと味わえる、ジェットコースター小説です。
それから、手に取るようにわかりやすい情景描写。しつこくなく、それでいて要点を押さえています。家の外観や、モーターホテルの内装に結構こだわってます(笑)
次に、周到に用意された数々の伏線。
たたみかけるような反復の文章は、かなり影響を受けました。
そして主人公達の生き生きとしているところ。その多くが、過去に何らかの精神的外傷を受けながらも、そこそこ成功したり、平凡でも幸せな生活を送っています。そして、だからこそ?逆境に強いのです。その辺は作者自身の人生を反映しているんでしょうか。
(99/10/2)
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***奇妙な道***
たまたま行った本屋で、見つけました。扶桑社の文庫『奇妙な道』。
おいしいことに、一冊に2話収録されています。その上、このシリーズであと2冊も刊行されるとか。待ち遠しいですね。
一話目。『奇妙な道』は、まず読後の感想。「おもしろかった♪」です(笑)
最近、ちょっとパワーが落ちたかな?と思っていた頃、クーンツのクーンツたるお話が読めて、懐かしいような気すらしました。
相変わらず、何とも言えない不安をかきたてる冒頭のシーンなどは凄いです。これから何が始まるんだろう、物語はどうやって進行するんだろうと、読者をやきもきさせます。なかなか手の内を明かしませんからね(笑)一旦事件が始まると、中断することを許さないあれよあれよという展開が待っています。ここがいかにもクーンツらしいと思うのです。なんていうか、若さを感じました(笑)
だから、ちょっと消化不良の点も。クーンツの作品では使い古された感のある、神様VS悪魔の下りとか、事件の張本人だった人物が冒頭でわかっちゃったこととか。でもそれを補うほど、クーンツらしい作品に餓えていた心には潤いを与えてくれたと言えます。
二話目。『ハロウィーンの訪問者』。これはホラー色の強い短編です。オチも、ハッピーエンドと手放しで喜べない(笑)子供を主人公にしてるので、多少、子供向けに書いてあるのかなあ?おとぎ話の終わり方が、よく考えてみると実はコワイ終わり方なのと似ているかも知れません(笑)
でもここにもクーンツらしさが。冒頭のカボチャ売りのシーンは絶妙です。目に浮かびましたとも。陽光さんざめく夏のカリフォルニアビーチに、ふと陰りがさして世界が青ざめて見える一瞬、その一瞬を捉えるのが上手い作家さんだなあと思います。(いや、今回はビーチじゃありませんが・笑)
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